fc2ブログ

毬 藻 舎 つ れ づ れ

≫2010年04月23日

食器棚ビフォー&アフター

産休に入って、やりたかったことの一つが、
「食器棚のリメイク」です。

もとは母が購入した棚を、譲りうけたもの。
引越しのたびに、食器棚になったり、本棚になったり、
カメラ置き場になったり、洋服棚になったり……と役割を変え、
かれこれ10年近く生活を共にしてきました

ですが最近、ベビーベッドを寝室に入れたことで
家の中で行き場をなくしてしまい……。
あわや粗大ゴミ(!?)となる運命でしたが
貧乏性ゆえにどうしても捨てられず。

唯一置き場所が確保できそうな、リビングの雰囲気に合わせて
ペイント&リメイクを試みることにしたのです。

そして結果はこんな感じに。

2010_4_23_01.jpg

使用した塗料は、色合いの美しさで定評のある
ポーターズペイント」のエッグシェルアクリリック
(卵の殻のような質感が出せるという塗料)。

本来は壁面用の塗料なのですが、家具ペイントに使いたい旨を
販売店に問い合わせたところ、とても丁寧に相談に乗って頂けました。
合板にもペイントできるかどうか、なんと実験までして下さり……
本当に感動的な対応でした。(家を建てる際は、ぜひまたお世話になりたい!)

2010_4_23_02.jpg
(アクリル系の水性ペイントで、いわゆるシンナー臭がありません。
配合されている顔料は、天然素材で作られているという点も安心。)


取っ手は、アンバー色のガラス製のものに
付け替えることにしました。
2010_4_23_03.jpg

さらに今回、「クラックルミディアム」という
ひび割れを生じさせるための塗料も使いました。(上記写真の右側の塗料)
(乾くと引っ張る性質が出る塗料で、
 下地に塗ると、上に塗った塗料にひび割れが生じます。)

これを使うと、
ねらい通り、こんなアンティーク感のある
ひび割れが出ました!

2010_4_23_04.jpg

薄め方や塗り方によっても、ひび割れの具合が違ってきます。
2010_4_23_05.jpg

何度か他のものに試し塗りをしたり、
塗った後も、ひびが出過ぎた箇所は絵筆で二度塗りして埋めたりしながら、
ちょうど良いひび割れ&ムラ感になるように、調整をくり返しました。
キャンバスに絵の具を重ねているようで、とっても楽しい作業!

2010_4_23_07.jpg

2010_4_23_10.jpg

取っ手は、通販で入手したものだったので、
実物を見るまで心配でしたが、サイズも色もしっくりきて
大満足です
2010_4_23_08.jpg

さすがにこれだけの大物家具となると、
用意した1リットルの塗料は、ほぼ使い切りました。

数日かけて、のんびりと仕上げるつもりだったのですが、
「臨月間近の人がやることではない……」とつぶやきながら、
オットさんが沢山手伝ってくれたおかげで
2日間で完成させることができました。感謝感謝!

2010_4_23_11.jpg


------
ブログランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします!

関連記事
スポンサーサイト



 | HOME | 

プロフィール

毬藻舎

Author:毬藻舎
2012年に東京から京都に移り住み、
夫婦で書籍編集と
ライティング業に携わっています。
http://marimosha.com/
お仕事のご用命は
marimosha.info@gmail.com まで。


カテゴリ

日々のコト (135)
本のシゴト (69)
ヨンダ本 (6)
家シゴト・手シゴト (61)
コドモのコト (5)
町家のヨウス (19)
季節のツボニワ (10)
日本のヨキモノ (40)
京都のアレコレ (51)
東京時代(〜2012年3月) (117)
オシラセ (36)