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毬 藻 舎 つ れ づ れ

日々のあれこれ。仕事のあれこれ。

ヤシャブシ染め

松ぼっくりを、繭のサイズに縮小したかのような
ヤシャブシ(夜叉五倍子)の実は、昔から日本で黒い衣装やお歯黒など、
「黒」をとるために使われてきた染料だそうです。

DSC_2524_convert_20120621165632.jpg

先日の葵祭で、あでやかな平安装束に目をうばわれ、
草木染めのつやっぽい色への憧れが増す今日このごろ。

「あしごろも」という奈良の靴下屋さんの商品で、
白い靴下と天然染料がセットで売られているのを見かけて、
思わず試してみたくなってしまいました。

DSC_2514_convert_20120621165614.jpg

ついでに、以前購入した同じブランドの
薄グレーの靴下(くたびれ感あり)も一緒に染めてみることに。
DSC_2531_convert_20120621165647.jpg

ぐつぐつと煮出した染液で、染色中の様子(@キッチン)。
DSC_2532_convert_20120621165702.jpg

二度染めしてアルミ媒染に浸し、
染め上がりを乾かすと、こんな感じに完成。
DSC_2554_convert_20120621165718.jpg

白い靴下は、チャコールグレーに。
薄グレーの靴下は、赤みがかった濃いグレーに変身。

……と、ここまでの作業を終えたのが
ひと月ほど前のこと。

草木染めは、色が安定するまでに数ヶ月かかるそうですが、
その後、何度かはいて、洗濯をくり返すうちに、
どことなく色みがとろりとしたというか、
「◯色」と表現しにくいような曖昧さが増したというか。
……なんだか、味のある色調になってきた気がします。

写真だと、伝わりにくいかもですが。こんな感じに。

DSC_2594_convert_20120622145421.jpg

古びる美しさ――。
それを味わえるから、
天然染めにこんなにも心惹かれてしまうのだ、ということに
ハッと気づいてしまった瞬間なのでした。

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松ぼっくりを、繭のサイズに縮小したかのようなヤシャブシ(夜叉五倍子)の実は、昔から日本で黒い衣装やお歯黒など、「黒」をとるために使われてきた染料だそうです。先日の葵祭で、あでやかな平安装束に目をうばわれ、草木染めのつやっぽい色への憧れが増す今日このごろ...

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プロフィール

毬藻舎

Author:毬藻舎
2012年に東京から京都に移り住み、
夫婦で書籍編集と
ライティング業に携わっています。
http://marimosha.com/
お仕事のご用命は
marimosha.info@gmail.com まで。


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