FC2ブログ

毬 藻 舎 つ れ づ れ

日々のあれこれ。仕事のあれこれ。

インド<Tarabooks>の愉快な本づくり

恵文社一乗寺店で行われた、Tarabooksという南インドの
小さな出版社のことを紹介するセミナートークへ。

手漉き&手刷りのハンドメイド絵本の制作秘話を
たっぷりと聴いてきました。
tara1.png



Tarabooksの絵本の描き手は主に、カーストに属さないインドの少数民族の人たち。
絵本作家でもある女性社長のギータ・ウルフさんが、対話を重ね、
描いてもらった絵をシルクスクリーンの版に映し込み、
1枚1枚自社の印刷所(といっても、3階建てくらいの、ふつうの家)で
ていねいに手刷りをしているそうです。


ひとふで描きのような、どこか不思議でユーモラスなシルエット。
どれも背景には細かい線がびっしり!


グリーティングカードの収益は、絵を描いた少数民族のアーティストや、
斜陽産業になりつつあるインドのスクリーン印刷を支える職人に、公平に分配されるそう。
パッケージには「Tarabooksでは、持続可能な未来のために若い本づくり職人たちを
雇用、育成しています」と日本語で書かれていました。


イベント後半は、インドを愛する装丁家・矢萩多聞さん×ミシマ社・三島さんの
トーク。
奇をてらわずに、当たり前のことを一歩ずつ、という仕事に対する姿勢が、
お二人とTarabooksとの共通点。常識にとらわれない自由な発想に触れて、
ハッとさせられることしきり。

チャイの香りが漂うなか、参加してよかったと心から思えるイベントでした!




(by ツマ)
関連記事
スポンサーサイト



Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://iechie.blog65.fc2.com/tb.php/388-03037989

 | HOME | 

プロフィール

毬藻舎

Author:毬藻舎
2012年に東京から京都に移り住み、
夫婦で書籍編集と
ライティング業に携わっています。
http://marimosha.com/
お仕事のご用命は
marimosha.info@gmail.com まで。


カテゴリ

日々のコト (131)
本のシゴト (61)
ヨンダ本 (6)
家シゴト・手シゴト (62)
コドモのコト (5)
町家のヨウス (19)
季節のツボニワ (10)
日本のヨキモノ (40)
京都のアレコレ (51)
東京時代(〜2012年3月) (117)
オシラセ (31)