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毬 藻 舎 つ れ づ れ

日々のあれこれ。仕事のあれこれ。

レンズの先に広がる子どもの視点   

2015-11-29 113503
(撮影:ムスメ)

年々秋の訪れが遅れているとはいうものの、
きちんと実り、染まり、めぐりゆく季節。
その年その年の、色やカタチがあって、それもまた愉し。

そんな季節の宝箱のような京都御所にて、
11月最後の日曜日、写真家・野口さとこさんによる
「親子で楽しむ写真講座」が行われました。
参加者は、5組のファミリー。
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企画や下見をいっしょに進めていた経緯もあって、
当日、私たちも前座としてちょこっとお手伝いさせていただくことに。

寒さをやわらげるために、「オニごっこ」をしようか、
「だるまさんがころんだ」で遊ぼうか、などと
あれこれプランしていたものの、小春日和だったこの日は
午前中からすでにぽかぽか。

そこで、木の実や葉っぱの「借りもの競走」からスタートすることに。
借りもの競走といっても、お題を写真に撮るというカメラバージョン。
「どんぐりを写真に撮ろう」
「赤い葉っぱを写真に撮ろう」といったお題に、
ファミリー単位でとり組んでもらいました。

落ちているもの、見上げると見つかるもの。
自然に目を向ける手馴し(目馴し)になれば、というねらいも。
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(たくさんのどんぐり。 撮影:ムスメ)

2つ目のお題は、少しステップアップして、
「おもしろい◯◯を見つけて写真に撮ろう」。
木の根、枝、葉っぱ……。森のなかにはおもしろい発見がたくさん!
2015-11-29 110043
(撮影:ムスメ)

そして、おもしろいと思った理由を披露しながらの、自己紹介タイム。
ちなみに上の写真を撮ったムスメは、
「ふたつに分かれてるカタチがおもしろかった」とのこと。…たしかに!

5歳前後の参加者が多く、照れてしまう子もいたけれど、それはそれで。
それぞれに、楽しんでもらえていたらよいなあ、と思います。

続いて野口さとこ先生にバトンタッチして、本編へ。
好きなものを拾い集めたり、拾えないものは写真に撮ったりしながら、
御所の森のなかを、あちこち歩きまわりました。

子ども目線 その1。
2015-11-28 154043
(撮影:ムスメ)

子ども目線 その2。
2015-11-29 113040
(撮影:ムスメ)


近づく。
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(撮影:ムスメ)


もっと近づく。
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(撮影:ムスメ)

もっともっと近づく。(これはこれで、意外に美しい?!)
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(撮影:ムスメ)


遊ぶ子どもたちを撮る子ども。
download1209.jpg

……と、カメラとちゃんと向き合っていたのはこの辺りまでで、
5歳児グループを中心に、木に登ったり、木切れで遊び始めたりと、
もはや止められぬはしゃぎっぷりに(!)

子どもには、「芝生」+「広い場所」=「はしゃぐ」
という自動スイッチがついているんじゃないかなあ。
そう常々思っていますが、3人以上集まると、
加速度的にエネルギーが増す模様。

ぴょんぴょん跳ねて、げらげら笑って、とにかくハイテンション。
そうそう、子ども時代の"楽しすぎてたまらない”ときの
"たまらない"感じって、こんなふうだったなあ。
大昔の記憶がうっすらとよみがえり、
見ている大人も、ほがらかな気持ちになったのでした。
それを受け止めてくれる御所の心地よい空間にも感謝。

…ともあれ、子どもの集中力が続く時間って、ほんの一瞬なのだなあ。
興味を引き続けるしかけを考えるのも、今後の課題だと気付かされました。

一方、小学生のお姉ちゃんの参加者は、
大人顔負けの構えで一眼レフを使いこなしていてほんとうに脱帽もの。
あと数年で、うちの子にもあんな落ち着きが……(?)

予定の時刻をオーバーしつつ、
ゴールの休憩所前に、ちりぢりに到着。
そして、本日のメインイベント!
拾い集めたものを、白い画用紙にのせて、写真に撮る!!

はしゃぎ回っていた子どもたちも、再び課題と向き合います。笑
2015-11-29 130013

我が家の完成図はこんな感じ。
ムスメは顔を/右、大人は枯れ葉のコラージュ(?)を/左。
まわりの緑はフレームの役目(←さとこ先生直伝!)。
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みなさんそれぞれに個性が表れていて、
おもしろい作品を作られていました。
お昼休憩をはさんで、さとこ先生からの品評と、休憩所での見せ合いこタイムも楽しかった!
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ふだんの散歩でも、スナップ写真だけでなく、
子どもと一緒に工夫しながら写真を撮ろうと意識するだけで、
世界の見え方が変わり、新しい発見がありそう。

カメラの楽しみ方が広がり、気もちが豊かになった一日でした!
さとこ先生、参加者のみなさま、ありがとうございました。

---
(おまけ)
こんな本も出ています。
大人と子どもの視点を対比している構成が楽しい一冊。
book12090.jpg
『大人の写真、子供の写真』(えい出版)

子どものやわらかな感性には、
大人も刺激を受けることしきり。

ちなみに、マリモ舎の社長Mは、子ども向けの創作文講座を
いつかやりたいそうですよ。乞うご期待!

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プロフィール

毬藻舎

Author:毬藻舎
2012年に東京から京都に移り住み、
夫婦で書籍編集と
ライティング業に携わっています。
http://marimosha.com/
お仕事のご用命は
marimosha.info@gmail.com まで。


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